戸籍の集め方について
亡くなった方の戸籍を出生から集めるよう言われた場合、どのように集めたらいいでしょうか。本籍地がわかっている場合は、直接本籍地の市役所・支所などに行きます。宇都宮が本籍の方は宇都宮市役所や、戸籍が取得できる支所・出張所に行きます。本籍地がわからない方は本籍地入りの住民票を取得すると、その住民票に本籍地が記載されています。
まず最新の戸籍謄本・戸籍抄本を取得し、これを熟読すると、その取得した戸籍のひとつ前の戸籍(原戸籍・除籍)がどこにあるのか記載があります。たとえば、最新の戸籍が宇都宮市であったけれど、そのひとつ前の戸籍は高根沢町にあることがわかったりします。高根沢町役場に行くか、郵送で請求をすれば、一つまえの戸籍が取れることになります。そうすると、さらにもう一つまえの戸籍がどこにあるのかがわかることになります。
戸籍・除籍・原戸籍などを熟読すると、なぜ、どのような理由でこの戸籍ができあがったのか、家族状況に変化があった理由などもわかります。
戸籍制度は世界共通ではなく、むしろ戸籍制度、住民票制度を採用している国の数のほうが少数なくらいです。
戸籍を読んではじめて祖父祖母のことがわかったという話や、懐かしい親族の名前が出てきたという話はよくお客様がおっしゃる内容です。戸籍についてわからないことがあればお気軽に高橋洋一司法書士事務所までご相談ください。